宮廷
- こちらも参照: Royal court
それぞれの 所領持ちのキャラクター には、領国 の所領無しのキャラクターで構成される宮廷(court)があります。宮廷は家族、騎士、愛人、廷臣(Courtiers)、客人(guests)で構成されます。
廷臣[編集 | ソースを編集]
廷臣とは、主君の宮廷に住んでいる所領のない人物のことです。彼らは評議員、指揮官、騎士、封臣 に任命されることができます。宮廷での地位を持たないもしくは マイナー称号 を持たない廷臣の場合は毎月2%の確率でそこから去っていきます。その確率は0以上の評価の10ポイントごとに-0.1%され、0以下の評価の10ポイントごとに+0.1%されます。さらにこの確率は以下に示す補正を受けます。
状態 | 去っていく確率 |
---|---|
子供 | -3% |
いずれかの請求権 | -1% |
妊娠 特性 | -1% |
主君と婚姻している | -0.5% |
低い健康 | -0.3% |
主君もしくは他の廷臣が友人 | -0.2% |
主君もしくは他の廷臣が愛人 | -0.2% |
主君もしくは他の廷臣が近親者 | -0.2% |
庶子の特性 | +0.3% |
主君がライバル | +0.5% |
客人[編集 | ソースを編集]
客人とは所領なしのキャラクターで彼らは3年間統治者の宮廷に滞在し、その後はそこから去るかどうかを月に1度決めます。この間、彼らは宮廷の他のメンバーと交流し、ランダムなイベントに参加することができます。彼らは評議会の議席、宮廷での地位、所領、マイナー称号が与えられる、もしくは誘惑計画が使用されることによって、領国に永久に留まるようになります。また客人は大小様々な ゴールドを支払うことによって直接募集することもできます。基本の額は10ゴールドで、客人が請求権、有用な特性、または高いスキルを持っている場合は増加します。 統治者が自分の請求権を押し通す力を持っているとか、統治者やその成人した子供が結婚していないなど、明確な理由があれば、客人はあなたの宮廷を訪れる可能性が高くなります。廷臣が少ないほど、より多くの客人を獲得できます。
所領なしのキャラクターは「宮廷へ招く(Invite to Court)」の関係行動(interaction)を利用して宮廷へ招聘することができます。基本の抵抗値(reluctance)は-50であり、通常、 弱いフックなしでは実行することはできません。
請求権のある客人が立ち去ろうとしている場合は、その主君には客人を1年間引き止める選択肢が与えられます。
宮廷職[編集 | ソースを編集]
宮廷職(Court positions)は廷臣や直臣に与えられる専門的な役割で、今以上の強力な利益をあなたに与えますが、 ゴールドで毎月の給料を支払う必要があり、200の 威信を支払わずに取り消したり置き換えたりすることはできません。投獄中の者には刑執行人を除いた宮廷職を与えられません。
官職の賞与は廷臣の適正(Aptitude)によります。適性は5段階あり各段階で20ポイントの適性が要求されます。もし文化が家業(Family Business)の伝統を持っている場合は、同じ文化の家族は+20の適性を得ます。
職 | 主君に対する効果 | 職を得た者が得る効果 | 基本給 | カテゴリー | 席 | 要求事項 | 適正 | DLC |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
古物蒐集家(Antiquarian) |
|
0.15 | 共通 | 1 |
|
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宦官長(Chief Eunuch) |
|
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0.25 | 特殊 | 1 |
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カーディー長(Chief Qadi) |
|
|
0.25 | 特殊 | 1 |
|
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宮廷庭師(Court Gardener) |
|
|
0.5 | 特殊 | 1 | |||
宮廷道化師(Court Jester) |
|
|
0.25 | 共通 | 1 |
|
||
侍医(Court Physician) |
|
|
0.1 | 共通 | 1 | 封臣に該当するもの |
|
|
給仕長(Cup-Bearer) |
|
|
0.25 | 王室 | 1 |
| ||
ガルーダ(Garuda) |
|
|
0.25 | 特殊 | 5 |
|
|
|
救貧院長(High Almoner) |
|
|
0.25 | 王室 | 1 |
|
|
|
白鳥の番人(Keeper of the Swans) |
|
|
0.25 | 特殊 | 1 |
|
|
|
主馬頭(Master of the Horse) |
|
|
0.5 | 王室 | 1 |
|
|
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狩猟頭(Master of the Hunt) |
|
|
0.25 | 王室 | 1 |
|
|
|
侍従長(Seneschal) | 月間の支配成長(Control Growth)+0.1 ~ +0.5 |
|
0.5 | 共通 | 1 |
|
||
護衛(Bodyguard) |
|
|
0.5 | 共通 | 2 |
|
Royal Court | |
宮廷技師(Court Artificer) |
|
0.5 | 王室 | 3 |
|
Royal Court | ||
宮廷楽士(Court Musician) |
|
|
0.25 | 王室 | 1 |
|
Royal Court | |
宮廷詩人(Court Poet) |
|
0.25 | 王室 | 1 |
|
Royal Court | ||
宮廷教師(Court Tutor) |
|
|
0.5 | 共通 | 1 |
|
Royal Court | |
文化使節(Cultural Emissary) |
|
|
0.25 | 特殊 | 1 |
|
Royal Court | |
処刑人(Executioner) |
|
|
0.25 | 王室 | 1 |
|
Royal Court | |
毒見役(Food Taster) |
|
|
0.25 | 王室 | 1 |
|
Royal Court | |
女官(Lady-in-waiting) |
|
|
0.5 | 王室 | 2 |
|
Royal Court | |
代闘士(Personal Champion) |
|
|
0.25 | 共通 | 1 |
|
|
Royal Court |
王室建築家(Royal Architect) | 建設時間 -5% ~ -30% |
|
0.5 | 王室 | 1 |
|
|
Royal Court |
捕虜[編集 | ソースを編集]
捕虜(Prisoners)とは、不本意ながらも誰かの宮廷に拘束される人物のことです。キャラクターは誘拐計画を通して捕虜を獲得することができます。それから敵の指揮官が自身より低い 武勇の戦闘後や、キャラクターの領国の首都を占有した際にも獲得することができます。統治者はその領国内のどんな人物でも投獄しようとすることができますが、これは特に対象が貴族である場合、彼らが有罪(guilty of a Crime)でない限り、暴政になるでしょう。投獄された人物は、釈放されたり、身代金を要求されたり、拷問されたり、処刑されたりする可能性があります。キャラクターは地下牢(dungeon)に監禁されるか軟禁(house arrest)され、この2つの間の変更に制限はありません。デフォルトでは、捕虜が庶民の場合は地下牢に、貴族の場合は軟禁されます。捕虜は以下のペナルティを得ます。
軟禁 | 地下牢 | |
---|---|---|
外交 | -5 | -5 |
天性の恐怖(Natural Dread) | -20 | -30 |
恐怖の減衰(Dread Loss) | -100% | -100% |
月間のライフスタイル経験 | -75% | -150% |
ストレスの獲得 | 0 | +50% |
捕虜の家族の評価 | 0 | -15 |
健康のペナルティ | なし | 大きい |
病気のリスク | なし | 5年後 |
捕虜は獄中にいる間にストレスを受け、ストレスが多すぎると最終的には死亡します。
解放を交渉[編集 | ソースを編集]
統治者は、以下の1つ以上と引き換えに囚人に解放を申し出ることができます。
状態 | 受諾 | 評価 |
---|---|---|
追放する | -50 | -20 |
改宗を要求 | -20 | -10 |
弱いフックを得る | -80 | -20 |
雇用する | -10 | -15 |
請求権を放棄させる | -25 | -30 |
誓いを立てる | -30 | -10 |
身代金要求[編集 | ソースを編集]
統治者は ゴールドもしくは 弱いフックと捕虜の自由を引き換えにすることができます。身代金要求(Ransom)の関係行動は捕虜の見受け人ではなく、捕虜に対して使用されます。身代金の交渉相手は次の順番で決まります。
- 捕虜が所領ありの場合はその捕虜自身
- 捕虜が廷臣の場合はその直接の主君
- 捕虜が所領なしの場合は捕虜自身
捕虜と彼らの直接の主君が収監者(jailer)に身代金を支払うことを提案することもあります。場合によっては収監者にフックを使う選択をしてくるかもしれません。人質として身代金を支払われた封臣や廷臣は1年の間+5の 評価を主君にします。
身代金のコスト[編集 | ソースを編集]
ゴールドで支払うことに決めた場合、対象の捕虜の身代金の金額は、身代金受取人との関係だけでなく、主要称号(primary title)の階位(rank)によっても異なります。配偶者が第一後継者(primary heir)および/または近親者(close family)である場合は、配偶者の金額だけが適用されます。身代金の全額を支払うことができない場合、その金額は所有している金額まで減額されます。
階位 | 身代金のコスト | |||
---|---|---|---|---|
統治者 / 第一後継者 | 配偶者 | 近親者 | その他 | |
所領なし | — | — | — | 10 |
男爵領 | 30 | 15 | 10 | 10 |
伯爵領 | 50 | 25 | 15 | 10 |
公爵領 | 100 | 50 | 25 | 10 |
王国 | 200 | 100 | 50 | 20 |
帝国 | 500 | 250 | 125 | 50 |
もし投獄者が黄金の義務のパークを持っていれば、すべての身代金の金額は投獄者の税収入の約6倍になります(最小50、最大300ゴールド)。
所領なしのキャラクターと主君なしのキャラクターには彼らが最低でも100の余剰ゴールドを所有している場合に100ゴールドの(投獄者が黄金の義務のパークを持っていればさらに)請求ができます。
刑罰[編集 | ソースを編集]
処刑[編集 | ソースを編集]
統治者は、投獄したキャラクターを処刑(execute)できます。対象が重大な犯罪を犯している、もしくは敵対的(Hostile)や邪悪(Evil)と考えられる信仰に従っていない限り、処刑が実行されるたびに対象の王朝からの 評価が-20、対象の友人や愛人からの 評価が-30がされ、さらに+2の暴政が発生します。次の4つの処刑方法があります。
- もし捕虜が収監者と同じ宗派でかつ宗派が凄惨な祭典(Gruesome Festivals)の信条(tenet)を持っていなければ、斬首(Beheading)になります。斬首のコストはキャラクターが所領なし、男爵、伯爵の場合は25の 信仰点、キャラクターが公爵、王、皇帝の場合は100の 信仰点で、領国の大きさに基づいた 恐怖が発生します。
- もし捕虜が収監者と別の宗派に従っており、かつ宗派が凄惨な祭典の信条を持っていなければ、火あぶり(burned at stake)になります。宗派が 原理主義の教義を持っている場合、火あぶりにすることで25の信仰点と領国の大きさに基づいた 恐怖が発生します。
- もし宗派が 凄惨な祭典の信条を持っているなら、捕虜は生贄(sacrificed)になるだろう。捕虜が同じ宗派に従っている場合は生贄にすることで17の 恐怖と50の 信仰点が得られます。異なる宗派に従っている場合には250の 信仰点が得られます。
- 食人の特性を持つキャラクターは捕虜を貪る(devour)ことができます。貪りは彼らの領国の大きさに基づいて 恐怖を与え、 病気の特性を20%の確率で得る代償を払って ストレス-を-35します。
拷問[編集 | ソースを編集]
拷問(Torture)は、捕虜に対して行うことができる策略の1つであり、以下のような効果があります。
- 拷問したキャラクターは+20の 恐怖を得ます。
- 宗派(Faith)が拷問を禁止している場合は拷問したキャラクターは−100の 信仰点を得ます。
- 嗜虐的 の特性を持っていれば、拷問したキャラクターは −10の ストレスを得ます。
- お人好しの特性を持っていれば、拷問したキャラクターは+10の ストレスを得ます。
- 情け深いの特性を持っていれば、拷問したキャラクターは+100の ストレスを得ます。
- 拷問したキャラクターは拷問されたキャラクターから−75の 評価を50年にわたって得ます。
- 拷問されたキャラクターは最近拷問された(Recently Tortured)の補正(modifier)を5年にわたって得ます。これは対象の 健康を−0.75します。
- 拷問対象のキャラクターが拷問を避けるために自身の秘密(secret)や他人の秘密を暴露する選択をすることがあります。
去勢[編集 | ソースを編集]
アムハラの高地民(Amharic Highlanders)、ビザンツの伝統を持つ文化、宮廷宦官の伝統を持つ文化の成人したキャラクターは、男性の捕虜を去勢(castrate)することができます。対象は 去勢の特性を得ます。
目潰し[編集 | ソースを編集]
ビザンツの伝統を持つ文化、慈悲深き目潰し(Merciful Blindings)の伝統を持つ文化の成人したキャラクターは、捕虜の目潰しをすることができます、対象は 盲目の特性を得ます。
犯罪[編集 | ソースを編集]
犯罪(Crimes)とは、キャラクターが暴政を得ることなく自分の領国内で対象を投獄することを可能にする理由であり、特定の刑罰(punishments)から暴政を取り除くことができます。封臣や廷臣の犯罪は赦免することができ、これは投獄を防ぐことになるわけですから 評価ボーナスと引き換えになります。犯罪には個人に対するもの、家族的に対するもの、宗教に対するものがあります。
- 個人に対する犯罪は、統治者に対して行われた特定の行動によって引き起こされ、その統治者のみが犯罪をしたキャラクターを投獄することができます。
- 家族に対する犯罪は、あるキャラクターに対して行われた特定の行為によって引き起こされ、同じ家族の統治者であれば誰でもそのキャラクターを投獄することができます。
- 宗教に対する犯罪は、宗派によって犯罪とみなされる特性によって引き起こされ、その宗派の統治者は誰でも犯罪をしたキャラクターを投獄することができます。
犯罪には以下のような物があります。
犯罪 | 要求事項 | 称号剥奪 | 追放 | 処刑 | タイプ |
---|---|---|---|---|---|
誘拐を試みた(Attempted Abduction) | キャラクターへの誘拐計画が失敗した | 個人 | |||
逮捕を試みた(Attempted Arrest) | 主君が投獄を要求し、キャラクターが拒否した | 個人 | |||
駆け落ちを試みた(Attempted Elopement) | キャラクターの配偶者の駆け落ち計画が失敗した | 個人 | |||
私の配偶者と寝た(Slept With My Spouse) | 主君の配偶者と寝たところが見つかった | 個人 | |||
私を殺そうと企てた(Attempted To Murder Me) | キャラクターへの暗殺計画が失敗した | 個人 | |||
私の目を潰した(Blinded Me) | キャラクターが盲目にされた | 個人 | |||
私の治療を失敗した(Botched My Treatment) | 宮廷侍医の主君への危険な治療(risky treatment)が失敗した | 個人 | |||
私を去勢した(Castrated Me) | キャラクターが去勢された | 個人 | |||
宣戦布告(Declared War) | キャラクターに宣戦布告する | 個人 | |||
駆け落ち(Elopement) | キャラクターの配偶者の駆け落ちが成功した | 個人 | |||
私の治療に失敗した(Failed To Treat Me) | 宮廷侍医の主君への安全な治療が失敗した | 個人 | |||
私に反逆した(Revolted against Me) | 内戦が白紙和平もしくは主君の勝利で終わった | 個人 | |||
投獄を拒否した(Refused Imprisonment) | 封臣が投獄を拒否かつ領国に高い王権が設定されている | 個人 | |||
引き抜き(Retraction)を拒否した | 封臣が封臣の引き抜きを拒否かつ領国に高い王権が設定されている | 個人 | |||
剥奪(Revocation)を拒否した | 封臣が称号の剥奪を拒否かつ領国に高い王権が設定されている | 個人 | |||
私への計画を企てている(Scheming Against Me) | キャラクターへの計画を企ているスパイが発見された | 個人 | |||
主君をスパイ(Spying on Liege) | 主君への密偵頭の秘密の調査任務が失敗に終わった | 個人 | |||
私を拷問した(Tortured Me) | キャラクターが拷問された | 個人 | |||
家族を殺そうと企てた(Attempted To Murder Family Member) | キャラクターの家族の誰かの暗殺計画が失敗した | 家族 | |||
親族の治療を失敗した(Botched Treatment of Kin) | 宮廷侍医による主君の家族への危険な治療が失敗した | 家族 | |||
親族の治療に失敗した(Failed To Treat Kin) | 宮廷侍医による主君の家族への安全な治療(safe treatment)が失敗した | 家族 | |||
家族を殺した(Murdered Family Member) | キャラクターの家族の誰かへの殺人計画の秘密がばれた | 家族 | |||
家族を拷問した(Tortured Family Member) | キャラクターの家族の誰かが拷問された | 家族 | |||
不法に家族を処刑した(Unlawfully Executed Family) | 正当な理由なしにキャラクターの家族の誰かが処刑された | 家族 | |||
破門(Excommunicated) | キャラクターが破門の特性を持つかつ宗派が聖餐の信条を持つ | 宗教 | |||
既知の姦通者(Known Adulterer) | キャラクターが姦通者の特性を持つかつ宗派が性別の教義において姦通の教義を犯罪としている | 宗教 | |||
既知の食人(Known Cannibal) | キャラクターが食人の特性を持つかつ宗派が食人儀式の信条を持っていない | 宗教 | |||
既知の変質者(Known Deviant) | キャラクターが性的倒錯の特性を持つかつ性的倒錯の教義を犯罪としている | 宗教 | |||
既知の私通者(Known Fornicator) | キャラクターが私通者の特性を持つかつ宗派が性別の教義において / 姦通の教義を犯罪としている | 宗教 | |||
既知の男色者(Known Sodomite) | キャラクターが男色者の特性を持つかつ宗派が同性間の関係の教義を犯罪としている | 宗教 | |||
既知の魔女(Known Witch) | キャラクターが魔女の特性を持つかつ宗派が魔術の教義を犯罪としている | 宗教 | |||
既知の肉親殺し(Known Kinslayer) | キャラクターが肉親殺しの特性を持つかつ宗派が親族殺し(kinslaying)を重大な犯罪としている | 宗教 | |||
糾弾された(Denounced) | キャラクターが糾弾されたの特性を持つ | 王朝 |