「軍勢」の版間の差分
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====軽装歩兵==== | ====軽装歩兵==== |
2021年1月16日 (土) 17:28時点における版
「軍勢」(army)とは、戦争中に他の軍勢を攻撃したり、所領(holding)を包囲したりするために、統制可能な大規模な兵士の集団です。その編成に基づいて、一定の品質を持った軍勢が示されます。
移動命令の半分まで完了すると、軍勢は移動ロック状態になり、目的地に到着するまで命令を受付なくなります。
海域を横断するよう命じられた軍勢は艦隊に乗り込みます。軍勢の大きさに比例して ゴールドがかかります。航行中、軍勢の維持費は+25%引き上げられ、30日を超えると軍勢は配給(supplies)を失い始めます。
スタッツ
すべてのユニットは5つの重要なスタッツ(stats)を持ちます。
- 兵力(Strength): ユニット内の兵士の数を表します。スタッツの合計数に影響します。
- 攻撃力(Damage): 各々のポイントが戦闘フェーズ(battle phase)の間、0.03のダメージを与えます。[1]
- 耐久力(Toughness): 攻撃力によって受けた損害を減少させる(敗走(routed)と死傷(killed)の両方)。すべての兵力が消失するまで、各々のポイントは1ダメージまで耐えられます。[2]
- 追撃力(Pursuit): 各々のポイントが追撃フェイズの間、0.17のダメージを与えます。[3]
- 退却力(Screen): 各々のポイントが追撃フェイズ(retreat phase)の間、0.33のダメージを防ぎます。[4]
徴募兵
徴募兵(Levies)はすべての軍勢の大部分を構成します。これは徴集された農民のことで、それだけではまったく効果的ではありませんが、より重要な部隊を補完したり、肉の盾の代わりとしたり有象無象として使われます。徴募兵は10の 攻撃力と10の 耐久力をもちます。
騎士
騎士(Knights)は軍勢で戦うキャラクターで、戦闘力はその 武勇能力で決まります。各々の支配者(ruler)は少数の騎士しか持つことができません。デフォルトでは、騎士は 武勇能力に基づいて自動的に任命されますが、キャラクターは騎士になることを手動で強制または禁止することができます。
騎士の戦闘スタッツは、 武勇能力に基づいています。 武勇の各々のポイントについて、騎士は100の 攻撃力と10の 耐久力を受け取ります。
もし各騎士が戦闘(Battle)に敗れた場合、10%の確率で捕らえられて投獄され(imprisoned)、5%の確率で殺されます。軍勢が初期戦闘フェーズ(Early Battle Phase)で敗走した場合はそれぞれ55.3%、27.6%となります。
騎士に任命されるには、キャラクターが次の条件を満たしている必要があります。
- 成人(adult)していること
- 投獄されていないこと
- 盲目の特性も 無能力者の特性も持っていないこと
- 聖職者(clergy)の一員と 献身的の特性を持つキャラクターは、宗派(faith)が「聖職者の機能(Clerical Function)としての募兵(Recruitment)」の教義を持っている場合にのみ騎士として働くことができます。
- 「性に関する見解(View on Gender)」の教義(doctrine)に基づきます
- 「男性優位(Male Dominated)」: 男性しか騎士になれない
- 「女性優位(Female Dominated)」: 女性しか騎士になれない
- 「平等」: 男性、女性両方ともが騎士になれる
指揮官
各軍勢には1人の指揮官(Commander)を置くことができます。指揮官とは、軍を指揮し、その 武勇能力を使って軍勢の 優位性(Advantage)を高めるキャラクターのことです。指揮官にはさまざまな指揮官の特性があり、戦闘に直接影響を与えたり、戦闘以外で指揮官ボーナスを軍勢に与えることができます。
もし軍勢が敗走した場合、その指揮官が捕らえられ投獄される可能性は10%です。
常備軍
- the innovationについてはこちら Men-at-Arms (innovation).
常備軍(Men-at-Arms)は訓練された兵士で、与えられる役割において優れたいくつかの異なる種類の連隊(regiments)[5]として存在し、すべて独自のスタッツと利用目的を持っています。常備軍の各タイプは、少なくとも1つの他のタイプのカウンターであり、そのタイプの常備軍のサイズ差に比例して 攻撃力を減少させます。常備軍連隊は月に最大サイズの10%の割合で補充(reinforced)されます。
各々の支配者の常備軍連隊は限られた数ですが、既存の連隊をサイズを拡大するためにアップグレードすることもできます。あなたが持てる連隊の数はあなたの階位(rank)[6]に依存し、様々な文化的革新性は、あなたが持つことができる連隊の数とアップグレードすることができる最大サイズを増加させます。連隊は規模の縮小(月々の維持費を減らすために)または解散することもできます;連隊を創設し、増強するための費用は、連隊の縮小や解散の際に払い戻されたりしません。常備軍連隊は支配者が死ぬと第一後継者(primary heir)に引き継がれます;もし後継者がすでに自分の常備軍連隊を持つ所領持ちの支配者であったならば、相続された連隊は最大許容連隊数まで自分の部隊に加えられます。
封建制(Feudal)とクラン制(Clan)の支配者は ゴールドを常備軍を支払います。部族(Tribal)の支配者たちはそれの2倍以上の 威信を支払います。
すべての常備軍 (戦象(Elephants)を除く)は、召集すると維持費が三倍になります。
通常
他の条件が満たされている限り、すべての文化において、通常(Regular)の常備軍が利用可能です。
Cultural
Cultural Men-at-Arms are locked behind cultural innovations that are only available to specific cultures. They tend to be more powerful than their regular counterparts.
Regional
Regional Men-at-Arms are made available through regional innovations.
攻城兵器
- こちらも参照: 戦争#包囲
攻城兵器(Siege Weapons)は、戦闘で戦うことはできませんが、領地(Holdings)を攻撃する際には、攻城戦(Siege Progress)を大幅に進捗させる事ができる、常備軍連隊です。これら攻城兵器はそれに対応する革新性(innovation)を発見することで解放されます。
※説明文は日本語化MOD(CK3_JPM_PROJECT)の翻訳を使用しております。
連隊タイプ別の比較表
下の表は、同じクラスの異なる連隊間の直接比較を示しており、最初に基本タイプ、次に地域タイプ、最後に文化タイプで整列されています。基本タイプからの偏差は、それより上(もしくは差異)を緑に、それより下を赤で色分けしています。
軽装歩兵
弓兵
軽騎兵
重騎兵
重歩兵
槍兵
配給
配給(Supply)は、軍勢に食料その他の必要物資が適切に提供されているかどうかを反映するものです。軍勢は地図上を移動する際に配給を携行します。すべての軍勢は、最低でも100単位(unit)の配給を運ぶことができますが、「自給自足(Living Off the Land)」のパークを持つ指揮官によって率いられた軍隊は、300単位まで運ぶことができます。彼らは徴集されると、配給は100から始まります。供給は、軍勢の規模よりも供給限界(Supply Limit)が低い男爵領(Barony)に軍勢がいるときに毎月1単位消費され、自領や占領地、同盟国のテリトリーにいるときはいつでも、その男爵領の配給限界まで回復します。配給が低い状態は、戦闘での優位性(Advantage)にペナルティを適用します。もし軍が供給を完全に使い果たした場合、より大きく優位性にペナルティを受け、また毎月損耗ダメージを受けることになります。
供給限界
男爵領の基本供給限界は2000です。男爵領の最小供給限界は1000です。開発度の各ポイントは伯爵領の配給限界を+150、増加させます。 沿岸の男爵領の供給限界は+25%増加します。男爵領の供給限界はまた、地形(terrain)の影響も受けます。部族制の男爵領は、他の政府形態の軍隊に対しては、その配給限界の半分だけを供出します。
損耗
損耗(Attrition)とは、様々な要因によって生じる徴募兵と常備軍の損失のことです。
- 包囲中(Besieging)と略奪中(looting)の軍勢は月毎に1%の損耗を被ります
- 完全に配給がなくなった軍勢は、月毎に5%の損耗を被ります。
- 敵対中の伯爵領(county)に移動すると、次の条件を満たしている限り、即座に軍は5%の兵力(troops)を失います(最低でも100)。
- その伯爵領は他の敵対中の伯爵領とだけ国境を接している
- 伯爵領は沿岸ではない[7]
軍勢の指揮官の一時的な補正(Temporary modifiers)、信条(tenets)、特性は損耗を減らすことができます。
ソース | 大きさ(%) | 状態 | 注意 |
---|---|---|---|
「食糧調達に手慣れている(Accustomed to Foraging)」の補正(modifier) | −10 | 伯爵領は敵対的だ | ランダムな 軍事ライフスタイルのイベントを通して取得される |
「略奪の改良(Improved Pillaging)」の補正 | −25 | 伯爵領は敵対的だ | ランダムな 軍事ライフスタイルのイベントを通して取得される |
聖なる自然の信条 | −25 | 伯爵領の地形が以下の内のどれか1つ | - |
太陽崇拝の信条 | −25 | 伯爵領の地形が以下の内のどれか1つ | - |
密林の追跡者の指揮官の特性 | −50 | 伯爵領は 密林地形である | - |
強奪者の指揮官の特性 | −75 | 伯爵領は敵対的だ | - |
特別な兵士
特別な兵士(Special soldiers)は、史実の支配者に従い、補充されない無償の軍勢(free armies)のことです。[8]
軍勢 | 継承 | 支配者 | 年 |
---|---|---|---|
1400 徴募兵 100 重歩兵 |
モンテギュのハスタイン(Hæsteinn of Montaigu) | 867 | |
1400 徴募兵 100 重歩兵 |
モンテギュのハスタイン | 867 | |
1250 徴募兵 | ヨールヴィークのハーフダン(Halfdan of the Jórvík) | 867 | |
1250 徴募兵 | ヨールヴィークのハーフダン | 867 | |
1250 徴募兵 | ヨールヴィークのハーフダン | 867 | |
1250 徴募兵 | ヨールヴィークのハーフダン | 867 | |
1250 徴募兵 | 島嶼部のイーヴァル(Ivar of the Suđreyjar) | 867 | |
1250 徴募兵 | 島嶼部のイーヴァル | 867 | |
1250 徴募兵 | 島嶼部のイーヴァル | 867 | |
1250 徴募兵 | 島嶼部のイーヴァル | 867 | |
1200 徴募兵 | ビルマのフマイ(Hummay of Bilma)[9] | 1066 | |
1200 徴募兵 | ビルマのフマイ | 1066 | |
1200 徴募兵 | ビルマのフマイ | 1066 | |
1075 徴募兵 | ローハナのヴィジャヤバーフ(Vijayabahu of Rohana) | 1066 | |
1075 徴募兵 | ローハナのヴィジャヤバーフ | 1066 | |
1075 徴募兵 | ローハナのヴィジャヤバーフ | 1066 | |
1075 徴募兵 | ローハナのヴィジャヤバーフ | 1066 | |
800 徴募兵 | ノルマンディー公ウィリアム二世(William II of Normandy) | 1066 | |
800 徴募兵 | ノルマンディー公ウィリアム二世 | 1066 | |
800 徴募兵 | ノルマンディー公ウィリアム二世 | 1066 | |
800 徴募兵 200 重歩兵 |
ノルマンディー公ウィリアム二世 | 1066 | |
1000 徴募兵 | ノルマンディー公ウィリアム二世 | 1066 | |
1000 徴募兵 | ノルウェー王ハーラル四世(Harald IV of Norway) | 1066 | |
1000 徴募兵 | ノルウェー王ハーラル4世 | 1066 | |
700 徴募兵 | ハロルド二世 イングランドのゴドウィンソン(Harold II Godwineson of England) | 1066 | |
700 徴募兵 | ハロルド二世 イングランドのゴドウィンソン | 1066 | |
1410 徴募兵 | アル・ムアッザム アルプ・アルスラーン セルジューク朝のChagri-Begoglu(Al-Muazzam Alp Arslan Chagri-Begoglu of Seljuk) | 1066 | |
1410 徴募兵 | アル・ムアッザム アルプ・アルスラーン セルジューク朝のChagri-Begoglu | 1066 | |
1700 徴募兵 | アル・ムアッザム アルプ・アルスラーン セルジューク朝のChagri-Begoglu | 1066 | |
1700 徴募兵 | アル・ムアッザム アルプ・アルスラーン セルジューク朝のChagri-Begoglu | 1066 | |
1700 徴募兵 | アル・ムアッザム アルプ・アルスラーン セルジューク朝のChagri-Begoglu | 1066 | |
1700 徴募兵 | アル・ムアッザム アルプ・アルスラーン セルジューク朝のChagri-Begoglu | 1066 | |
2000 徴募兵 | アル・ムアッザム アルプ・アルスラーン セルジューク朝のChagri-Begoglu | 1066 | |
2000 徴募兵 | アル・ムアッザム アルプ・アルスラーン セルジューク朝のChagri-Begoglu | 1066 | |
2000 徴募兵 | アル・ムアッザム アルプ・アルスラーン セルジューク朝のChagri-Begoglu | 1066 | |
2000 徴募兵 | アル・ムアッザム アルプ・アルスラーン セルジューク朝のChagri-Begoglu | 1066 |
参考一覧
- ↑ 訳者注:戦闘において敵にどれだけの負傷者を生じさせられるか
- ↑ 戦闘において負傷者となる前にどれだけの攻撃を受けることができるか
- ↑ 訳者注:勝利した軍勢は総合的な追撃力の値に応じて敗走した敵負傷者を致命的な死傷者に変える
- ↑ 敗走した軍勢は退却力の合計値によって戦闘の追撃における負傷者の数を削減する
- ↑ 訳者注:常備軍スロットのこと
- ↑ 訳者注:王国級、帝国級など
- ↑ "CK3 Dev Diary #3 - 戦争を参照:https://simulationian.com/2019/11/ck3-dd20191112/
- ↑ 訳者注:Ck2にもあったイベント兵のこと?
- ↑ 訳者注:アジアのビルマではなく、アフリカ:https://en.wikipedia.org/wiki/Hummay